ドメーヌ・テッタ　シャルドネ・バリック　2019 白 750ml [1061]

tettaの看板であるシャルドネ、それを樽熟成したワインが初登場！

tettaにとってシャルドネはtettaの大きな魅力である石灰岩土壌のミネラルを存分に表現してくれる看板品種。これまではステンレスタンクで発酵、熟成させることで、ミネラル感をストレートに表現してきました。それはまるでシャブリのようで素晴らしいワインでした。
　そして今回初めて熟成にオーク樽を使うことに挑戦！抜栓直以後は大人しい印象ですが、翌日になると遅摘みのシャルドネらしい穏やかな厚みと樽香由来の甘み、そしてtettaならではのミネラルが優しく調和しているのを感じます。これはtettaのまた一つ新たなステージへの躍進を予感させるワインです！

◇テイスティングコメント　
　微かに褐色がかったレモンイエロー。黄リンゴ・カリン・レモンのハチミツ漬け・ワックス・カマンベールなどの白カビチーズの香り。わずかに残る甘さと乳酸飲料的な穏かな酸味のバランスが良く、アフターには果実味とミネラリーな苦味が優しく残ります。抜栓後、温度帯が上がってくると甘い香りと樽香りがより感じられます。


◇テクニカル
　樹齢や仕立て方が様々な４区画のシャルドネを、樽熟成させるのにベストなタイミングを探りながら丁寧に収穫、選果しました。全房でプレスして（メルローと ピノノワールも一緒に）デブルバージュ後、温度管理はせずにゆっくりと野生酵母で発酵させました。

　新樽は用いず、tetta では初の試みとなる 18 カ月樽熟成させました。瓶詰前に亜硫酸を極少量 (15ppm）添加しています。（木樽：Seguin Moreau 4 年目、Nadalie 3 年目、Remond 3 年目、Dargaud&Jaegle 2 年目）