ドメーヌ・テッタ　シャルドネ・バリック　2020 白 750ml [431]

tettaの看板であるシャルドネの樽発酵、ワイナリーとして新たな試みを始めた2020ビンテージ。

◇テイスティングコメント　
　微かにオレンジがかった黄金色。抜栓直後、果実の香りは閉じ気味ですが熟した果実のような甘く複雑な香りが徐々に顔を出してきます。日射しを浴びた森の香りや、若干酸化熟成したようなフロール香もあります。アタックでは樽の印象が強目ですが、すぐに柔らかな甘さとしっかりした酸、このワインが持つエネルギーを口いっぱいに感じることができます。アフターで果実味と樽の風味が調和し、 酸と共に余韻が長く続きます。

◇テクニカル
　シャルドネバリックは tetta のフラッグシップとして毎年造ってきました。しかし 2020VT から大きな変化を求め、造りを根本から見直す改革へと乗り出しました。シャルドネが持つエネルギーをワインへ反映させるための取り組みをしています。この年はどうしても新樽比率が高くなってしまいましたが、熟成と共に少しずつ樽の香りも馴染んでくると思います。