九郎右衛門 生酛純米 愛山13 720ml [1971]

◆蔵元より
アルコール度13%シリーズは、それぞれコンセプトに基づき、酵母、手法を設定しています。
本品は使用酒米である「愛山」の酒質特性である甘みを主体とするため、他のシリーズ酒より酸味、アミノ酸を抑えた造りにして、生酛により輪郭をかっちり描き、愛山のキュートな甘みが優しく広がる酒質に仕上げています。

昨年同様、白桃様の果実感がピンクラベルの明るく柔らかいイメージとマッチします。

◎試飲しました（2024.8）
澄んだキレイな色合い。やや艶もあります。香りは穏やかでほんのり白桃やカリンを思わせます。含むと軽やかでみずみずしい酸味とジューシー感、そしてソフトな甘味が軽快に口中に広がります。低アルコールのお酒ですが、水っぽさは無く、飲み口も心地良い、喉ごしもスマートで、余韻に優しい甘酸っぱさを残します。美味しいです。

昨今、色んな蔵より低アルタイプがリリースされていますが、レベルの高さを感じます。喉ごしもスムーズでキレ良く、後口はサッパリ、爽やかな甘味の余韻を残します。二人で一升開けてしまいそう（私なら）です。