天明 会津産山田錦×滋賀県産玉栄 1.8L [5911]

天明 会津産山田錦×滋賀県産玉栄 1.8L [5911]

販売価格: 2,660円(税別)

(税込: 2,926円)

クール便(冷蔵): 300円(税込:330円) がかかります。

在庫なし

天明がチャレンジする低アルコールのお酒!
何とアルコール度数 10% です。


◎試飲しました。(2023.6.2)
澄んだキレイな色合い。香りは少し柑橘系でほのかに甘酸っぱさも感じます。含むと口当たりは、とてもライトでサラサラです。薄い、水っぽいと感じる方も多いかもしれません。私も最初はそんな印象でした。実際に晩酌用に一升瓶を開けて、飲んでおります。当初は軽すぎる感じがあったのですが、日々飲み続けると慣れてくるのか、また暑い日などはその軽快さがちょうど良い塩梅に感じたり、そして薄く感じる時は、アルコール度数が16度程度の別のお酒とブレンドしたりすると、これがなかなか旨いのです。

他の酒も同時進行で飲んでいるので、この酒を空にするまで、1か月ほどかかりましたが、飲み干してみると、これはこれで良かったのではと思うようになりました。まだまだ改善の余地のあるお酒だと思いますが、まずはこのチャレンジに拍手です。より暑くなってくるこれからの季節に特にお勧めです。

◆蔵元より
曙酒造は未来に向け大きなチャレンジの真最中です。天明の最良最美は食と共にあり、食という皆様の生活に華を添えるような。そんなお酒を産める蔵を目指しております。思い描いている未来像に向け、私達は日々の研鑽を重ねつつ、挑戦と進化を続けていきます。今回の酵母無添加生酛と低アルコール製法というチャレンジが単発の興味本意ではなく、未来へつづく大切な一本であることをお約束し、日々の酒造り蔵造りを重ねていきたいと思います。

“天明初となる酵母無添加生酛”
我々は約10年間、生酛系酒母と向き合い、経験を積み重ねてきました。蔵の中には、酵母や乳酸菌類が長らく存在していて、僕らの酒造りを見守ってくれているということを学びました。曙蔵に存在する酵母とともに酒造りを進め、我々だからこそ生みだせる、より色濃い個性の習得を目指し、酵母無添加生酛という手法を採用いたしました。

“低アルコール製法”
日本酒の低アルコールへのアプローチと経験値、それから生まれる多彩で様々な角度からの自由な酒質設計は、我々を鍛えて強くしますが、大前提として、天明全てを低アルコール製法にするわけではありません。個人的には、アルコール15〜17度のボディ感とバランスこそ、日本酒の王道と考えており、天明の定番シリーズで不変的に製造する予定です。近年の一部季節スポット商品における幅広いボディ感での表現や東京精米などの取組みは、将来に向けたアプローチ、チャレンジの一環なのです。
醪日数18〜22日頃の期間でアルコールを15度台まで出した後、唎酒をしながら約一週間ほどかけて少しずつ醪に加水し、しぼる直前まで続け、10度台まで落とし込みました。

“白麹四段仕込み”
日本酒のボディ感はアルコールです。アルコールを幹として酒質は構成され、バランスを保ちます。そのアルコール度数を下げるわけですから、替りとなるボディが必要なります。そこで今回天明で用いたのが「酸」です。無添加生酛と白麹四段が持つ、それぞれの個性的な「酸」の習得を目指しました。
この3つの手法を中心に醸し上げたのが、ドライでクールな余韻と軽快な甘さ、そして酒質全体を爽快にしめてまとめる天明の酸が合わさった、この一本になります。会津産の山田錦と滋賀県産の玉栄を、天明で使用する理由は、私が初めて酒蔵を体験し醸造家人生をスタートさせたお蔵さんが滋賀県にあり、そのお蔵さんの担い手も曙酒造で4年間修業。ぼくの原点と未来を繋ぐ二つのお米。それが会津産山田錦と滋賀県産玉栄なのです。
また、昨年より価格の改定をさせていただきました。通常の1.3倍近くの仕込み水を使用している分、価格に抑えることができました。エンドユーザーの皆様へ気軽に飲んでいただければと考えております。

商品仕様

原料米 麹米:会津産山田錦 掛米:滋賀県産自然農法玉栄
精米歩合 麹50%、掛米65%
日本酒度 +5
酸 度 1.9
アミノ酸度 1.0
使用酵母 福島県酵母TM‐1
コンディション 一回火入
酒造年度(BY) 令和4BY(2022BY)
アルコール分 10度
保存方法 要冷蔵

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