山城屋 “アルチザン” 純米吟醸 おりがらみ 1.8L [198]
山城屋 “アルチザン” 純米吟醸 おりがらみ 1.8L
[198]
販売価格: 3,264円(税別)
(税込: 3,590円)
クール便(冷蔵): 300円(税込:330円) がかかります。
在庫なし
◆発売元より
新潟県長岡市栃尾に「越銘醸」という蔵元があります。越銘醸では、地元で長年愛されている「越の鶴」という銘柄に始まり、地元新潟の酒販店のみが販売する「壱醸」、そして全国特約店限定ブランドである「山城屋」の3ブランドを展開しています。
もともと山城屋というお酒は、フルーティー&ジューシーな味わいのお酒を造っていましたが、市場の流れや自分たちの個性を考えるにおいて、29BYより酒質を180度方向転換し、全量生酛造りに変更。華やかな味わいではなく、繊細で素材の旨みを引き出すことに重点をおいた酒質へと生まれ変わりました。切り替わり当初は賛否両論ありましたが、ひとつの事実は、華やかなお酒時代も美味しかったし、滋味で繊細な今のお酒も美味しいということで、「技術力の高さ」は間違えなくある蔵元だと思っています。
4月におりがらみの生をリリースしましたが、それを火入れしたものを冷蔵庫で6ヶ月以上低温熟成させた「ひやおろし」的なポジションのお酒です。おりがらみというより薄っすらとオリが含まれたうすにごりの方が表現としては近いかもしれません。おりがらみ生もよかったですが、個人的には今回の火入れのほうがバランスがよくなっている印象です。
バナナを思わす甘く深みのある香りに、白ブドウのような爽やかな要素も感じ取れます。口当たりは嫌味のない微量のガス感に、ふくよかな旨味が広がりますが、これがふくらみ過ぎることもなく、最近の低アルみたいに軽すぎることもなく丁度よい。また新酒の時に感じ取れた柑橘のような酸味も甘みとの調和が取れて突出することなく、バランスよく綺麗に消えてゆきます。美味しいですよ!ぜひ、お試しください!
◎試飲しました(2024.10.14)
澄んだキレイな色合い。やや艶もあります。そしてほのかに黄色味を帯びています。立ち上がる香りは、クリーミーでメープルシロップのような香りも感じます。含むとまろやかでやさしい口当たりですが、キリッとした酸があって味わいを引く締めています。喉ごしはサラリとしており後口にじわりと辛さを残します。華やかさはないですが、食中向きで飲み飽きないバランスの良さを感じます。
商品仕様
原料米 | 五百万石 |
---|---|
精米歩合 | 60% |
日本酒度 | +2 |
酸 度 | 1.7 |
使用酵母 | 非公開 |
コンディション | おりがらみ火入れ |
酒造年度(BY) | 令和5BY(2023BY) |
アルコール分 | 15.2度 |
保存方法 | 要冷蔵 |
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