桃色の天明 特別本醸造 二火 1.8L [6503]
桃色の天明 特別本醸造 二火 1.8L
[6503]

販売価格: 2,750円(税別)
(税込: 3,025円)
在庫あり
桃色の天明 特別本醸造 二火 桃ラベル
新たなるチャレンジは、もちろん会津育ちのお米と共に。
今期使用する米の約90%が会津産契約栽培米となりました。天明ブランド立ち上げ以来会津坂下産、喜多方産、会津若松産の山田錦の作付けを契約栽培者様のご協力のもと少しずつ増やしてきた、20年という時間の賜物です。創業120周年を迎え、未来に向けて新たな一歩を踏み出す今期の造り。契約栽培者様の盤石なお力添えのもと、会津産山田錦を使用し今までに無かった酒質・ゾーンを念頭に新たな定番酒を醸すことにいたしました。
なぜ、アルコール添加酒なのか?
天明創成期、ピンクのベースに黒文字の天明本醸造を醸していたことがあります。20年以上前の話です。そして僕が蔵に戻ってきた頃、前杜氏とチームが醸したお酒を酒の会で味わった経験があります。新聞紙にくるまれ、氷温で数年保管された状態で、お酒本来の力強さと優しさを感じるあたたかい酒でした。同時期に、他社の日本一の味わいの特別本醸造を飲み、こんなお酒があるんだと感動し、いつかこんな酒を造れるような醸造家になりたいな、と熱く夢見たことがあります。そこからさまざまなお酒を飲み、蔵に足を運び、学びを深めていった結果、東日本大震災当時の僕は、天明の純米酒化をはかり、腕を磨き、チームを育む選択をしました。天明のアルコール添加酒を封印したのです。
それから約13年が経過し、今の天明を醸すチームは過去一のメンバーであり、現在進行形で成長を続ける強いチームになりました。天明ブランド25年を迎える今期の仕込みにおいて、新たなコンセプト、二回火入、現代酒質を加え、25年の想いをのせて、特別本醸造という新たなカラーを醸し出すチャレンジ・ご提案をさせていただいた次第です。
桃色の天明のコンセプトと目指す味わいとは?
天明のカラーをよりカラフルにすべく新たなチャレンジ。ふくしまという土地に立ち、県産の桃にかぶりついたような豊潤な瞬間。濃淳かつフルーツ香味が溢れ、甘さのキレがよく、ふくしまを感じていただけるような酒質を目指しています。
3.75季醸造を活かし、フレッシュローテンションでの醸造。新うつくしま煌酵母とTM-1の二本の醪。四段をかけてからの調整程度のアルコール添加ののちに醪加水後、上槽。酒ブレンドにて無加水の二回火入をし、味わいに幅感を。気軽に管理・保管していただけるように要冷蔵表記をいたしません。検討を重ねた結果、憧れと敬意から特別本醸造の表記をすることにいたしました。天明の新たなカラーを楽しんでいただけるよう、天明への入り口を少し柔和に飾り、新しいファン層へも拡がればと願っています。そんな「桃色の天明」を何卒よろしくお願い申し上げます。
◎試飲しました(2025.2.10)
澄んだキレイな色合い。立ち上がる香りから白桃やメロンを思わせます。含むとスッキリした口当たりで透明感があり、上品な甘味とほど良いボディ感を持つ味わいが口中にいきわたります。喉ごしも滑らかでキレも良く、後口にほのかな甘味の余韻を漂わせフェードアウトしてゆきます。
特別本醸造のお酒を飲むことは、ここ数年ほとんどなかったのですが、天明の気合の入った特本を飲んでこれは凄いなぁと感じました。一昔前の大吟醸と言っても言い過ぎじゃないと思います。これ、ちょっと凄いです。
商品仕様
原料米 | 会津坂下産山田錦 |
---|---|
精米歩合 | 50% |
日本酒度 | -3 |
酸 度 | 1.7 |
使用酵母 | 新うつくしま煌酵母・TM-1 |
コンディション | 二度火入れ |
酒造年度(BY) | 令和6BY(2024BY) |
アルコール分 | 14度 |
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